11/27 未来へのエコットーク2016「ジテンシャ操業でまちおこし」
11/27(日)、今年度最後のエコットークを開催いたしました。
今回のタイトルは「ジテンシャ操業でまちおこし」。
西井勢津子さん(株式会社地域資源バンクNIU)を講師としてお招きし、脱サラから現在に至るまでの七転八起したエピソードをお話ししてくださいました。
西井氏は、脱サラしてボランティア活動を始め、2010年に三重県多気郡多気町の丹生(にう)に事務所を構えてから家族みんなで引っ越しをして事業をスタートさせました。
株式会社地域資源バンクNIUでは、
・未活用の地域資源をプロデュース
・都市と農村のコーディネート
・田舎を目指す若者の働き方研究
などを行っているとのこと。
2012年には毎日メニューだけでなくシェフも変わる日替わりシェフのレストランを開店。
フルで働けないけれど料理に関わることがしたいという思いの地元の方がシェフとなり、自分でメニューを考えて料理を提供しているそうです。
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また、2013年からは「多気町自転車のまちづくりプロジェクト」の5か年計画を町と共にスタートさせました。
乗り方を教える交通安全教室や、マウンテンバイクの道を整備して2015年に国際大会などを開催したことで、地元の製材所がヒノキ製の自転車ラックを作成したり、多くのボランティアが関わったりしたことで、町民が何らかの形で自転車との接点を持つことができたそうです。
そして最近では、BCT(バックヤードサイクリングツアー)という、観光ツアーの事業も始められ、田舎の裏側を焦点に、自転車に乗りながら観光を楽しむツアーを行っているそうです。
地域のまちおこしを地元の方と共に楽しみながらやっていらっしゃる印象を感じました。
お話しを伺って、実際に見に行きたくなりました。
何かワクワクさせられました。
これからの豊田の未来、まちおこしを考えていくうえでとてもいいヒントが得られた気がしました。
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