エコット日記

eco-Tスタッフによるブログです。

未来へのエコットークを開催しました

未来へのエコットーク2013を開催しました。
今回はテーマは「温暖化」
流氷のアザラシを20年以上撮り続けている動物写真家の
小原玲さんをお迎えして、温暖化の進行状況を体験談を交えて話していただきました。



小原さんの話では、1998年くらいから流氷やアザラシの変化が見受けられるようになったそうです。しかし、翌年は氷が増えていたり、翌翌年は減っていたりと
温度上昇のグラフのように、単年での増減を繰り返しながら
長い年月でみると、やはり流氷は減っていたと気づいたそうです。



また、「地球温暖化を止めるためには何が必要ですか?」という質問に対して、
「エコバッグを使う」や「省エネする」といった答えが子どもたちから出てくるそうです。
しかし、次に「それで地球温暖化は止まりますか?」と質問すると、
だれも手を挙げないそうです。
これはどういうことでしょう。恐らく大人から教えてもらった答えを前半では答えたはずです。でも、それでは止まらないことをうすうす気づいている感じです。

実は、ここに「一人ではなくみんなでやる」という言葉が抜け落ちてしまっていることが
防止対策として不十分であることをなんとなく子どもも気づいているそうです。

小原さんは最後にこう付け加えました。
じゃあ、どうするか。みんなでやるためにはどうするか。
と考え続けることが、温暖化対策では一番重要ではないかと。

この講演を聞いて、eco-Tもこの考えるきっかけを与えることができる内容の
展示であったり、見学であったり、講座でなければいけないなぁと
改めて考え直しました。



この流れで、ティータイムも行いました。
ちょっと延長してしまいましたが、非常に有意義な時間になりました。

次回のエコットークは来年2月2日です。
よろしくお願いします。


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