| 講座の報告
もった博士のかがく倶楽部~燃料電池車を走らせよう~
今日は、もった博士のかがく倶楽部~燃料電池車を走らせよう~を開催しました。
内容は模型を作るのではなく、燃料電池の原理の話を中心に、
なぜ燃料電池を車に搭載しようと考えたのかという歴史やそこで起きた社会問題を踏まえて、自動車の編成を見ました。
また、燃料電池の原理の中心にある「原子」という話を
様々なクイズ形式の仮説を立てて、実験を通して実証していきます。
例えば、写真にもありますが、こんなクイズ・・・みなさん予想してみてください。
水素ボンベから出した管の先にガラス管をつけ、ロウソクの炎を近づけてみましょう。どうなるでしょう。
ア.火がついて燃え出す
イ.爆発する
ウ.何も起きない
答えは・・・・このブログの一番最後に正解を書きます。予想してみてください。
今回は化学式まったくなしで、燃料電池を説明するというとても高度な講座を行ってくれました。とてもわかりやすかったです。
実際に学校の授業で元素記号や化学式が出てくるのは、中学生です。
すいへーりーべ、ぼくのふね、ななまがりしっぷすくらーくか・・・
って覚えなきゃいけません。
でも、小学4年生くらいになるとCO2とかH2Oとか知ってますね。
eco-Tの施設見学でも出てきますしね。
呪文のような化学式をフェルトのボールで見れるのはすごいですね。
休憩をはさんで、いよいよ燃料電池の車を走らせます。
水素で走る模型は動きませんでした・・・
が、マグネシウムで走る車はすばしっこいので子どもは追いかけます
水の電気分解で走る車は、インプリさんが実演して、走ってるのを子どもが追っていきます。
スクラム組んでるみたい
燃料電池車は来年2015年をめどに実用化するそうです。東京モーターショーにも展示されました。エネルギー効率が100%近い車はもうすぐそこの未来です。
ただ課題も多く残しています。是非、今日来てくれた子どもの中から、
その課題を解決してくれる大人がでてくると、とてもうれしいことですね。
ちなみに、クイズの答えですが・・・
答えはアです・・・あたってましたか?