| 講座の報告
もった博士のかがく倶楽部~ゼネコンで遊ぼう~
本日、もった博士のかがく倶楽部~ゼネコンで遊ぼう~を開催しました。
手回し発電機のキットを利用して、
発電の仕組みや電気エネルギー、私たちの暮らしと電気のつながりなどを学ぶ講座です。
ここでクイズです。
1人が普段使う電気を自転車発電で発電した場合、今の私たちの暮らしを維持するには何人で自転車発電する必要があるでしょうか?
①3人 ②6人 ③9人
答えは、このブログの最後に発表しますね。
手回し発電機を組み立て、ラジコンを動かします。
手前に回せば前進、反対に回せば後進します。
次に、コンデンサーという電気をためる道具を利用して、豆電球に明かりをつけます。
コンデンサーを利用して、手回し発電機のハンドルを電気を使って回るようにしていました。アイデアマンですね。
手回し発電機は暖房にもなる!?
コイルの両端を手回し発電機のプラスとマイナスでつまみ、コイルの中に温度計を入れて、計ってみます。
すると・・・・
40℃~50℃くらいまでコイルが熱くなりました。
手回し発電機を回していた方は、
真剣に回しすぎて、コイルじゃなくて自分が熱くなってしまったようです。
最後に「みんなで力を合わせて大きな電球に明かりをつけよう!」と挑戦しました。
講座の事前打合せのときは、大人2人で挑戦したところ電気はつかなかったのですが・・・
フィラメントが赤くなり、つきました。(写真で分かりますか?)
手回し発電機を回すのをやめると、すぐに暗くなってしまいましたが、確かに大きな電球に明かりがつきました!
講座を通して、電気はとても便利なものだけれど、人力での発電はとても大変なことがわかりました。
だから、火力、水力、原子力、風力、太陽光発電など、別の力を利用して電気をつくる技術が発達してきたわけです。
さて、ブログの最初にクイズを出しました。
「1人が普段使う電気を自転車発電で発電した場合、今の私たちの暮らしを維持するには何人で自転車発電する必要があるでしょうか?」
答えは、②の6人です。
1人分の電気を発電するのに6人が自転車をこぎ続けると考えると、とても大変な気がします。ムダを減らして、電気を大切に使うようにしていきたいですね。