エコット日記

eco-Tスタッフによるブログです。

未来へのエコットーク2014~地域ぐるみで子育て保育~を開催しました。


1/17(土)に未来へのエコットーク2014~地域ぐるみで子育て保育~を開催しました。
ナチュラルスマイルジャパン(株)の松本理寿輝さんにお越しいただいて、
「まちの保育園」という事業についてお話を聞きました。
まちの保育園というのは保育園という場を通した、
新しい保育や子育ての形を実現しているものです。



松本さんは最初に、あえて「腕を組み」「立ちながらお茶を飲み」「ポケットに手を入れて話す」という動作をしました。

これらの行為を子どもがしたら、大人に問答無用に怒られます。

なぜ大人の「ぼく」は怒られないのでしょうか。
恐らく、聴講しているみなさんは、「僕が緊張しているのかな?」とか「のどが渇いているのかな?」と僕を慮って、怒ることをしないのだと思います。

でも、子どもはなぜ問答無用に怒られるのでしょうか。
それは、大人側の僕たちが「子どもは何もできない」「大人がきちんと教えなきゃいけない」
と大人側が思い込んでいるから。

私たちの保育園は、対等とは言わないけど「子どもも一人の一個人」として、
子どもを尊重することを理念に置いているとおっしゃっておりました。



そして、家庭の子育てや保育園の現状から、まちの保育園はこれらを打破すべく
様々な取組みが行われておりました。

eco-Tも、インタープリターさんと参加者は同じ市民という立場で、
教える教えられるという関係ではなく、
私たちがきっかけや気づきを促し、お互いに学ぶ関係の構築を目指しています。

まちの保育園の取組みや考え方は、eco-Tも非常に参考になるところがありました。



たくさんの方が、ティータイムにも残ってくださいました。

やはり子育てや保育の在り方は、
みなさん困っていたり、疑問に思っていることがたくさんあるみたいです。
また、松本さんの取り組みは、新しい取組みでもあるので、
質問もたくさん。

アンケートでも、「もっと質問時間を増やしてほしい。」という声がありました。
運営側として、反省しなければいけません。

とても参考になるお話でした。
また、議員の方、現場の保育士の方、インプリ、地域で活動されている方など
多種多様な方にお越しいただいて、ありがとうございました。


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