| 講座の報告
講座~アメリカ生活から見えてきた環境取組みと国立公園~
今日は、豊田市民で、環境カウンセラー、消費生活アドバイザーとしてもご活躍されていた浅野智恵美さん(現在はアメリカ在住)をお呼びし、「アメリカ生活から見えてきた環境取組みと国立公園」というテーマでお話をしていただきました。エコットのオープン前から、環境学習プログラムの製作など、いろいろとお世話になった方です。
スーパーで買ったカニかまぼこについていた海のエコラベルを紹介していただきました。日本ではあまり見かけることが少ないかもしれませんが、アメリカでは、大手のファストフードでも積極的にエコ認証された魚が使われているそうです。
「海のエコラベル」についてはこちらをご覧ください。
アメリカの環境取組みの特徴は、市民への啓発には、あまり積極的ではないようですが、ごみ回収のシステムにエネルギーを使わないようにしたり、効率的にしたり、と想像以上に熱心にしているという印象を受けられたそうです。
たとえば、封筒には、自然エネルギーのイラストの切手が貼られていて、さりげなくPRをしていたり、右の写真は、集めた落ち葉を入れる紙袋です。このまま、家の前に置いておくと、回収され、そのまま土に戻せるようなしくみができているそうです。
おおきな仕組みをつくって、市民だれでも環境行動ができるようになっているのですね。
浅野さんとは、久しぶりの再会ということもあり、仲間から手作りのケーキとフェアトレードコーヒーでおもてなしされていました。アメリカでは、大切なミーティングは、お菓子とお茶が出ることが多いそうです。日本でもはやりそうですね。