| 講座の報告
いきものめぐみ塾 ~里のめぐみ編~
13日(土) 「いきものめぐみ塾 ~里のめぐみ編~」を開催しました。
8月の山編に引き続き、里山で人が暮らしていくことと自然とのつながりを考えてみよう、というねらいを持ってのバスツアーです。
午前中に訪れた旭地区の福蔵寺。 きれいな青空! いいお天気です。
田んぼのまわりの観察を行います。
まずは、自然観察の森レンジャーの「けんけん」さんより、注意しなくてはいけないいきものについて教えてもらいます。
この時期は、へびやスズメバチにも注意ですね。
田んぼの稲はすっかり色づき、稲刈りを待つばかり。
周りには、小さないきものもたくさん。参加した子どもたちは見つけるのがはやい!
畑のめぐみをいただきます。ナスの収穫体験もさせていただきました。
山の湧き水が出てくるところに田んぼができ、豊かな実りがあることで、生きている小さな生き物もいることを感じることができました。
さて、その次には足助地区の「すげの里」へ移動。
まずは、お昼ごはん!
地域の方にお願いして地元でとれたお米や野菜を使いおいしいごはんを作っていただきました。
もちろん、さっき収穫したナスもいただきました♪
おなかがいっぱいになったら、すげの里のまわりの散策にでかけましょう!
すげの里で活動されている鈴木さんに案内をしていただき、山の道へ。
細い山道は、昔は通学路として使われていたそうです。 が、現在は・・・
わかりますか? イノシシの足跡です! イノシシの通り道になってる形跡があちこちに!
やはり、獣害は里山の大きな問題のようですね。
近くの市民農園を見せていただいたり、バイオガス発電を見学したり。
自然を守ろう、というと考えると 自然のありのままの姿を保つことが大切、と考えてしまいますが、山も里も、人が手を加えたり、人が農業を営むことで自然が保たれ、人と共生していくことができるのだな、ということが今回の見学を通して感じることもできました。
小さないきもののためにも、豊田市の里山をこれからも大切にしていきたいものです。