エコット日記

eco-Tスタッフによるブログです。

木工ワークショップ『不思議なおもちゃをつくろう』

エコットフォーラム特別企画『木工ワークショップ』、おかげさまで大盛況でした。
あらためて、木にふれることや木と遊ぶことが求められているのかなと感じました。

さて、20日(日)には、もう一つ、木育おもちゃつくりのワークショップも開催しました。
『不思議な木のおもちゃと作ろう』 どんなおもちゃなのかな?

講師はおもちゃコンサルタントもされている鈴木智香子さん



子どもたちとおもちゃで遊ぶことが大好き、木のおもちゃが大好き、もっとたくさんの人に木のおもちゃの良さを伝えたい、と活動していらっしゃいます。
おもちゃ製作の前に、木育についてのお話も。
どんな木があるのかな、愛知県にはどこに森があるのかな。



今回は、矢作川の上流域 根羽村の杉が材料です。



完成~!
板と糸を使い、振動で動く「ゆらゴリくん」という名前のおもちゃです。

それぞれ、好きな色や顔を描いたので、みんな違ったゆらゴリくんができました。

木について学びながら、自分の手で、自分だけのおもちゃを作るのは素敵な体験ですね。
参加者のみなさんが、ゆったりとした素敵な笑顔でおもちゃを作っていらっしゃったのが、とても印象的でした。


エコットフォーラム2015特別企画『木工ワークショップ』

今年のエコットフォーラムは、おもちゃや木育についても考える企画です。
お話だけではなく、より木に触れることを、と考え、特別企画『木工ワークショップ』を開催しました。

「曲げわっぱつくり」は、eco-Tでは初めての開催です。
根羽村森林組合のお二人にご指導いただき、湯で煮た根羽杉を素早く形作り、乾燥していきます。




木の香りがする素敵なお弁当箱ができました!



大事に使ってくださいね。

インプリさんはお箸つくりを担当。



カンナがけは初体験、という子たちばかりでしたが、どんどんと上手になっていきました。

もう一つ、「つみ木作り」も開催。
専用の治具を使い、木材を切っていきます。



木材やカンナやのこぎりなど、普段の生活ではあまり使うことのない道具に触れることもとても楽しかったという感想もいただきました。

明日はエコットフォーラム2015「市民による学びの場の創出」と題しての講演会を行います。 今日のようなワークショップも素敵な学びの場ですね。 
まだお席に余裕もありますので、お時間のある方はぜひeco-Tにお越しくださいね。


東邦ガス共催「エコクッキング講座」 

11日(金)東邦ガス豊田営業所にあるクッキングサロン豊田にて、「エコクッキング講座」を東邦ガスさんとの共催で行いました。

いつもクッキング講座を指導している講師の方の講座ということで、たくさんの方が参加してくれました。



 メニューは、クリスマスにもぴったりなおもてなしメニュー♪
「チキンソテー みかんソースかけ / 根菜のクリームシチュー/おからと人参のケーキ」



 旬の素材をふんだんに使っていますね。
 調理方法も、お鍋やフライパンひとつで作る工夫も。洗いものの使う水の節約になりますね。
 
 参加者さん同士、なかよく調理を進めていきます。



 ベテラン主婦さんばかりなので、とってもテキパキ、スピーディー!
 予定時間よりも早くできあがりました。 時短もエコですね。

 楽しく食べた後は、片付けにも一工夫。



 古新聞でお皿の汚れは落としてから洗います。
 水の節約だけでなく、排水を汚さない工夫ですね。
 
 毎日の調理や片付けに生かせそうなヒントをたくさん見つけることのできた講座になりました。 「できることから、ひとつずつ」 ぜひ、実践していってくださいね!


グリーンマップ探検隊

29日、グリーンマップ探検隊は豊田市駅に集合しました。
今回のテーマは環境や歴史を感じながら、豊田市駅周辺を歩くことです。



とことこ歩いていくと、山車蔵を発見。
「こんなところにしまってあるんだね~」なんて声も聞かれました。


「ここはかなしい場所だね。」とこどもたち。



歩道にとめられてしまった自転車の前で1枚。


グリーンマップとは、住んでいるまちの環境に良いところや悪いところを自分たちで調べて、世界共通のアイコンを使って環境マップを作る活動のことです。

グリーンマップの活動を通して「こんなところにこんなお店が!」
「こんな素敵な場所があったんだ!」なんてステキは発見があり、
住んでいるまちがより好きになります。



参加してくれたみんなも真剣にメモしてくれています。



今、再開発されている駅前の工事現場の前で、昔の写真とあわせてお話もしました。
昔をよく知っている参加者からは、
「なつかしいわ~」という声もきかれました。



散策した後はマップ作り。これもまた楽しい活動です。
どんなマップが出来上がるのかな??
出来上がりが楽しみです。


エコ絵手紙講座~秋編~

今日は、展示室でエコ絵手紙講座~秋編~を開催しました。
今回の絵手紙は、ちぎり絵をベースに行いました。



色紙やおりがみ以外に新聞、包装紙などを活用してつくりました。
ほら!こんなにステキな作品が出来ましたよ♪



たくさんの方に参加してもらえたらなぁと、e-cafeの日に合わせての開催。
「飛び入り参加でしたが、その自由さがよかったです。」
という意見もいただきました。



新聞紙のカラー部分を使用したりと、みなさんのアイデアがつまった作品が完成!



最後にe-cafeのお客さんのまえで発表タイム。
お子さん連れのママにも楽しんでいただけたようです。

週末を中心にエコットでは様々な講座を開催しています。
ぜひ、お友だち、ご家族とご参加ください。
また、いつでも渡刈クリーンセンター見学や展示室のプログラム体験を
していただくことができます。
ぜひエコットに遊びにいらしてくださいね。


エコットクッキング~みんなで芋煮をしよう~

11月15日(日)エコットクッキング~みんなで芋煮をしよう~
を開催しました。
今回のテーマは『芋煮』
東北の名物の芋煮と炊き立てごはんをおにぎりにしました。

まずは、芋煮のお野菜をトントン切ります。
今回は親子講座でしたので、お子さんたちも大活躍です。



こんなに小さなわたしもがんばりました。
「ほら!できたよ~」ってにっこりかわいい笑顔で教えてくれました。



固いものから煮るんだよ。この野菜は乱切りね。
ちょっとしたコツをお伝えしながら楽しく調理をします。

炊きたてごはんは、おにぎりにしました。
『あつい!あつい!」と言いながらもおいしいおにぎりをつくりました。



最後に山形の芋煮についてお話を聞きながら、わいわい楽しくおいしくいただきました。


次回のエコットクッキングは、、、
エコットクッキング~親子どんぶりをつくろ~
省エネや節水のコツを調理しながら学びます。
●日 時:11月25日(水)10:00~13:00
●持ち物:エプロン、三角巾、ふきん(一人2枚)、マイはし
●参加費:300円
●対 象:18歳以上(こども同伴可、託児なし) 
たくさんの方のご参加お待ちしております。


未来へのエコットーク2015『富士山のよろず承り〼』

未来へのエコットーク2015、最終回の今回は富士山のお話です。

富士山が大好きで、富士山にまつわることならなんでも!と活動をしている舟津宏昭さんを講師にお迎えしました。

講演のタイトルは『富士山のよろず承り〼』



少し変わった〼(ます)の文字ですが、「富士山が2つあるでしょ」とのこと。確かに!

舟津さんは富士河口湖町で「富士山アウトドアミュージアム」を主催され、じつにいろいろな活動をされています。今回はそんな活動を通しての富士山の現状をお話していただきました。

世界遺産にも登録され、たくさんの観光客が訪れる富士山。 たくさんの登山客を迎えることで、登山道の渋滞、それに伴う落石などの事故の危険も急増しているそうです。

また、富士山とその周辺での不法投棄の問題はずいぶんと以前からの問題だそうです。
高度成長期以降のごみというのは自然界に還らないものばかりで、生態系を崩すものばかり、時間はかかっても完全にキレイにしたいという思いでごみひろい活動にも取り組んでいらっしゃいます。

また、近年大きな問題として取り組んでいらっしゃるのが、「ロードキル」。あまり聞きなれない言葉ですが、野生動物たちの交通事故死のことだそうです。



交通事故死してしまったテンのはく製も見せていただきました。
ロードキルは、野生動物にとっての被害はもちろんですが、道路を通行している車にとっても大きな損害を与えてしまいます。 舟津さんは、被害にあった動物を見つけたら連絡をうけ、いつ どこで どんな動物が被害にあったかを調査しています。



その調査データをもとに、野生動物も人も安全に暮らせるシステムを作っていきたいと考えていらっしゃるそうです。

富士山アウトドアミュージアムは、「富士山そのものがはくぶつかん!あつめて、しらべて、まもって、たのしむ」そうです! 子どもたちと富士山を楽しむ「富士山の森が小学校」なんていうとても楽しそうな素敵な活動もされています。

ティータイムでも楽しい話、ここだけの話などなど、盛り上がりました!



実は、進行をつとめたeco-Tスタッフとは、以前からお友達とのことで、より和やかなゆったりしたティータイムになりました♪

参加者からの感想で一番多かったのは「富士山に行きたくなりました!」舟津さんの情熱がとっても伝わったようです!

好評いただいた「未来へのエコットーク2015」は、今回で終了です。
魅力いっぱいの講師のみなさん、参加していただいたみなさんのおかげでとても学びの多いよいシリーズになったと思います。
また、来年度も予定していますので、どうぞご期待ください!

と、その前に! 12月20日(日)のエコットフォーラムも、もちろんおすすめですよ!
ぜひ、ご参加くださいね。 (エコットフォーラムの詳しくはコチラを)


エコットクッキング~秋のおいしい保存食をつくろう~

10月14日(水)エコットクッキング~秋のおいしい保存食をつくろう~を
開催しました!

今回のテーマは「保存食」。
鰯を使ったオイルサーディンをメインに秋茄子の鴫焼き、かき卵汁を作りました。



鰯の内臓を取り、水気を拭いたらフライパンにきれいに並べていきます。
なかなか自宅で作る機会のない保存食。
以外に簡単にできるのね~とみなさん驚いていました!

秋茄子の鴫焼きも作りました。
「鴫焼き」とは?
獣肉を食べられなかったお坊さんが鴫を焼いたものに似せて、味噌で味つけした
というのが鴫焼きの由来では?との説があります。
茄子を焼いて、甘味噌をかけた料理です。




完成!
オイルサーディン、秋茄子の鴫焼き、かき卵汁ができました。
さっそく自宅でも作りたいわ~との声もいただきました。




来月のエコットクッキングは!
2回開催します。

①みんなで芋煮をしよう!
 東北名物の芋煮を作って食べます。
●日 時:11月15日(日)10:00~13:00
●持ち物:エプロン、三角巾、ふきん(一人2枚)、マイはし
●参加費:300円
●対 象:小学生以上の親子 定員10組


②親子どんぶりをつくろう!
 省エネや節水のコツを調理しながら学びます。
●日 時:11月25日(水)10:00~13:00
●持ち物:エプロン、三角巾、ふきん(一人2枚)、マイはし
●参加費:300円
●対 象:18歳以上(子ども同伴可、託児なし)定員20名

申し込みは10月20日(火)10:00から受け付けをいたします。
是非参加をご検討ください。


第2回いきものめぐみ塾 ~矢作川と海のつながり~

矢作川と生き物やくらしとのつながりを考える連続講座「いきものめぐみ塾」の第2回目を11日(日)に開催しました。

朝はあいにくの雨模様でした。 カッパを着て、長靴をはいて・・・干潟へGO!



県下でも有数の潮干狩り場の東幡豆。 干潮になると、目の前の前島までの道ができます。この現象にちなみ「トンボロ干潟」と呼ばれています。

干潟にはいろんな生き物がたくさんいます。みんな、興味津々。なかなか、前に進めません・・。



やっと、前島に到着!
東幡豆漁業組合の石川組合長に、干潟の役割や矢作川と三河湾のつながり、たくさんの生き物のことについてお話ししていただきました。



なんと、タッチプールも用意していただきました。 ヒトデやワタリガニ、フグや大きなヤドカリなどなど。たくさんの海の生き物を近くで見たり、さわったり!
「鯛って、ザラザラしてるね」「カニ、どうやって持てばいいの?」



石川組合長と一緒に貝の名前あても。三河湾にはアサリ以外のおいしい貝もたくさんいるそうです。



お待ちかね、海のめぐみは「アサリ汁」です! 「一番おいしい時期は過ぎてるんだけどな~」と言われてましたが、とてもおいしかったです! 海のおいしさのぎゅっとつまったアサリ汁に大満足でした。



実はこの日は干潮の時間が短く、島からの帰り道ではどんどんと潮が満ちてきました。自然の不思議さを実感できたかな。

その後は、バスで碧南市にある火力発電所内の施設「へきなんたんトピア」へ。
道中、車窓からですが、矢作川の河口も見学。 川が海になるところを間近で見ることができました。 

たんトピアでは、野鳥観察用の展望台から、河口と海の様子が見えました。



石川組合長のお話にもあった、「上流の森が荒れたり、中流で川が汚れたりすると、この海に悪い影響がでるんだぞ」ということが、実感できた講座になったかと思います。

次回、根羽村に行き「矢作川と森のつながり」を見に行くのが、ますます楽しみになりました!


未来へのエコットーク2015 ~三河木綿の復活~

 各分野でご活躍の方から、様々なおもしろいお話しが聞けると評判の「未来へのエコットーク2015」
 今回は、岡崎市でガラ紡で紡いだ糸を使っての製品の製造や販売を手掛けていらっしゃる稲垣光威さんを講師をしてお招きしました。



お話しのはじめに、布を使ったクイズです!



 いろいろな布。 「これを木綿の布、天然繊維の布、合成繊維の布に分けてみましょう」
 参加者のみなさん、かなり苦戦していました! 技術がすすみ、天然繊維にとても近い合成繊維もたくさん開発されているそうです。
 
 天然繊維と呼ばれる布も、その原料となる綿や毛は、ほとんどが輸入されたものだそうです。 つまり、日本の布の自給率はほぼ0%ということ。 
また、紡績の工場も最近では、海外の製品におされて、どんどんなくなっているそうです。

 稲垣さんご自身も、以前は繊維の商社にお勤めだったそうですが、そのような状況に疑問を持たれて、今の事業を始められたそうです。

 ガラ紡で紡いだ糸を、薬品を使わずお湯だけで洗い、草木で染めて製品化する。 
 大量に製造したり、安価で販売はできなくても、よいもの、必要なもの、上質なものを、安心で安全なものを作り、提供するという稲垣さんの取り組み方がとても伝わるお話しでした。

 今回は、ガラ紡の実演も!



ガラガラと音がするからガラ紡だそうです。 簡単な仕組みですが、とても工夫されていて、発明された明治時代にはさぞかし画期的だったんだろう!と思いました。

稲垣さんは、三河から始まった木綿の栽培を三河から復活させ、がら紡によって、木綿産業の分岐点となった明治初頭の生産方法で布作りをする「和綿プロジェクト」にも取り組んでいらっしゃいます。 まさに、布の地産地消ですね。 

歴史のお話しから、業界のウラ話まで、とても楽しく、初めて聞くお話しばかりで、参加者みなさんも大満足なエコットークでした。

稲垣さんは各地のイベントなどでも、出店されていることもあります。ぜひ、一度三河木綿を手に取っていただき、その良さを実感してきてくださいね!


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