eco-T日記

eco-Tスタッフによるブログです。

インタープリター研修 へきなんたんトピア&田原リサイクルセンター炭生館
先日、今年度最後のインタープリター研修で、県内の2施設に行ってきました。まずは中部電力碧南火力発電所たんトピアへ。

こちらでは石炭を原料とした発電では国内最大の発電量をあげているのだそうです。
火力発電所のほとんどが石油や天然ガスを原料としているのに、いまさらなぜ石炭なのかと思いませんか?電力会社ではエネルギーのベストミックスという観点から色々な原料を最良の方法で使用するために石炭も継続的に導入しているとか。あわや石油の輸入がストップしてしまったときにもその代わりになる。
しかし、石油に比べて石炭の方がCOの発生量が高く、それを補うために電力会社では熱効率・エネルギー効率の高い最新鋭の機械を導入し、少しでもCO発生の低減に努めているそうです。そして石炭は、石油や天然ガスよりも多量の埋蔵量があり、有事の際には国内でも採掘可能な資源なのだとか。

現在、こちらではオーストラリアから輸入された原料で発電中。
 よ〜く見ると出力計の下にオーストラリアの国旗が貼られています。この国旗の表示はアテンダントの方たちのアイディアなのだそうです。
 石炭を燃やした後にできた灰は100%リサイクル。
植物を育てる肥料として、水と空を守る濾過(ろか)材として、大地をつくるセメントの原料として活用しているそうです。
東京ドーム40個分の広大な敷地は、本っ当〜に広かった!

続いて2ヶ所目、田原市にある田原リサイクルセンター炭生館。
こちらはごみ焼却をして炭化物をつくる施設です。なんだかごみを燃やしてスラグに資源化する渡刈クリーンセンターに似ていますね。出来上がった炭化物はコークス代替品として製鉄時の原料に使われるのだとか。
写真右側の白い物体は風力発電の風車の先と支柱。とにかくデカいっ! 
 炭生館のごみピットに夢中になって見入っているインタープリターたち。渡刈クリーンセンターと比べるとかなり小さめのごみピットなのですが、その分間近に見られてかなりの迫力でした。
 昼休憩でパッカー車の来ない時間帯に、計量器の上で記念撮影。23人全員の体重合わせて何kgだったでしょうか?(1tは超えました!【笑】)
 炭つながりの今回の研修は、インタープリターたちにどんな変化をもたらすのか楽しみです。
| この記事のカテゴリ:インタープリターあれこれ | 19:28 |
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