2011.08.17 Wednesday
今日の渡刈クリーンセンターの様子
渡刈クリーンセンターは休まず運転しています。
中央制御室の様子 突然ですが、クイズです。 渡刈クリーンセンターには炉が3つありますが、今日はいくつ動いているでしょうか?(写真を見るとわかります) 中央制御室では、施設全体の監視制御や運転操作を行っています。 施設内の各所に設置されているカメラの映像や、センサーのデータなどを確認しながら、工場が安全に動いているかどうかを、常にチェックしているのです。 ちなみに、正面のモニターに、赤く見えているのが「炉の中」。1,200〜1,300度以上の高温で、ごみを溶融している様子が映っています。 という訳で・・・、先ほどのクイズの答えは、「2つ」です。 ごみピットの様子 ピットの中に溜まっているごみをクレーンでつかんだ後は、炉に運ばれると思いきや・・・ せっかくつかんだのに、ごみを落としてしまっています。 操作ミスではありません。 ごみを均一にして燃えやすくするためにかき混ぜているのです。 写真では見えないですが、ごみピットの中に、まだ使えそうなものもありました。まだ使えるものは、ゆずったりするなど、再利用できるといいですね。 蒸気タービン発電機の様子 ごみを燃やしたときに発生する熱で水を蒸発させて蒸気をつくり、発電をしています。 現在の発電量は、5,790kw。一般家庭の約1,700軒分くらいの電力量。 発電した電気は、渡刈クリーンセンターやeco-Tなどで使い、余った分は売電しています。 7階からの眺め 8月中に、旧清掃工場の煙突外筒の解体が始まるそうです。 この風景も、いよいよ見納めです。 |