eco-T日記

eco-Tスタッフによるブログです。

水辺の生きものを調べよう

夏真っ盛りの8月1日、
eco-Tのすぐ近くを流れる「大谷川(矢作川の支流)」で、
魚や水生昆虫などの水辺の生きものを調べてみました。
また、生き物の種類から大谷川の水質も調査しました。

●「ヨシノボリ」発見!

この日一番多かった魚は、この「ヨシノボリ」。
ハゼの仲間で、川底をぴょんぴょん跳ねるように泳ぎます。
小さな雑食性の魚ですが、
これでも他の小魚をねらって食べる荒々しい性格の持ち主です。

●あちこちで泳ぎ回っていた「オイカワ」

ヨシノボリの次にたくさんいたのが、この「オイカワ」という魚。
ウロコが虹色に輝くとてもきれいな魚です。
逃げ足(?)が速く、ヨシノボリほど捕まりませんでしたが、
網にかかったときの子どもたちの歓声は一番でした。

●なんと! ナマズも登場!!

びっくり一番はこのナマズ!
写真のナマズはまだまだ小さいのですが、
30cmクラスの大きなナマズもいました!(*逃げられました。)

ナマズはヨシノボリやオイカワと比べると数の少ない魚。
出会えて本当にラッキーでした。

●水生昆虫も探しました

魚だけでなく、石の裏側に潜む水生昆虫も探しました。
川底の石をめくると、そこにはイモムシのような生きものがいっぱいでした。

こうやって大谷川で見つかった生き物の種類から、
ここ大谷川の水質は「少しきたない水」だということがわかりました。
これは4段階評価の2番目。
町中に流れている川にしては、
生き物がたくさんいてきれいな川でした。

でも、この水質を守り、さらに良くしてゆくためには、
私たち一人ひとりの家庭の取り組みが大切。
下水処理場や浄化槽は、
「飲めるくらいのきれいな水」までには浄化できません。
だから、油や洗剤などはなるべく流さない方がいいんです。

夏らしい川での生きもの探しを通して、
川と暮らしのつながりを学んだ時間でした。
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