6月18日(土)にとよた市民活動センターをお借りして、
「あいちの地球温暖化防止活動を学ぼう」という大人向けの
講座を開催しました。
講師は、愛知県地球温暖化防止活動推進センターの児玉剛則さん。
幅広いお話をしていただきましたが、その中のひとつをご紹介します。
沖縄のサンゴ礁の白化にはこんな理由があるそうです。
サンゴが呼吸により出した老廃物を利用して褐虫藻(カッチュウソウ)
という植物プランクトンが光合成を行っています。それによって
生産された炭水化物がサンゴの栄養になっています。
しかし、地球温暖化が進むと・・・
水温が上昇し、褐虫藻が水温の低い場所へ移動します。サンゴは移動する
ことができないため白化してしまうそうです。
自然豊かな海の根底には、このような褐虫藻とサンゴの共生関係がある
んですね。
そして、節電のひとつとしてこんなお話も・・・
みなさんのお家にある家電製品を洗い出し、『家電リスト』をつくってみるとよいということ。
「何があるか」「いつ買ったか」「どのくらい使っているか」などを
書き上げて、省エネ家電に無理なく買い替える計画を長い目で立てておくと
いうことです。
節電も無理なく、ゆとりをもって、楽しくできるとよいですね
参加者の方からは・・・
・節電をさらに心がけムダ、ムリ、ムラのない生活に徹したい
・化石燃料に頼ると、たくわえのない日本はどうなるのか。やっぱり
生活を見直すことが大切と思った
・サンゴと藻の共生メカニズムのお話が心に残りました。
・節電と低炭素の違いがわかった。よく理解して両方とも考えたいです。
・ECOを数値だけで見るのではなく、関連と考えていくことが大切
などなど、みなさんの中でも多くの発見があったようです