昨日は、休館日ではありましたが、くらしの環境学習推進校として実施してきた小学校の教員と、出前授業に携わったインタープリター、そして市内の環境学習施設や関連する行政の職員を合わせて29名が参加しました。
今回は、愛知教育大学准教授の真島聖子様をワークショップのコーディネータとしてお招きし、専門家の立場でワークショップの進行と最後のご講評をいただきました。
ワークショップに入る前に、アイスブレイクとして、グループのメンバーに共通することを見つけあいました。
お互いの共通点を話し合いながら見出すことで自然と自己紹介ができるし、仲間意識みたいなのが自然に生まれてくる効果がありました。
全体の様子
アイスブレイク「各グループの共通点は?」
まず最初のワークショップ1では、今年1年間、推進校の学習プログラムを実施した中での「課題」「困ったこと」等を出し合いました。
付箋に書けるだけ書いて、その内容を1人5分間、グループ内で共有しました。その人の考えや思いを自由に発表することで、とても深い内容を知ることができました。
課題などをまず付箋に書きました
その後1人5分間発表しあいました
そして休憩を取った後、ワークショップ2として、それらに対して具体的に「どう解決すればいいか」「どう工夫すればいいか」と言ったことを共有しあいました。
付箋で書いた内容を模造紙の上に出して、共通するものを整理し、各グループでどういう意見が出たかを、小さいホワイトボードも使って全体に共有しました。
課題の整理と解決策の共有
各グループの発表
成果を出し合った後、他の環境学習施設や行政職員からのPRをしました。
最後に、真島先生によるご講評をいただき、閉会となりました。
①誰のために?→子どもたちのために
②何のために?→持続可能な社会を目指すために
③どのように?→各グループで出てきた対策
授業をしていく中で、「これって何だろう?」というような「?はてなさがし」を普段からやる習慣を身に付けさせ、子どもたちの素朴な疑問を引出し、意欲的に取り組む中で、子どもたちに選択と判断をする力を養うことが求められていることを先生はおっしゃっていました。
真島先生からのご講評
真島先生からのご講評
これまで様々な立場の方同士で、コミュニケーションを取ることはなかったので、非常に貴重な時間となりました。
3時間があっという間に感じられるくらい、中身の濃い意見交換会になったかなと思います。
来年度の推進校の進め方に大変参考になりました!
今年度一年間を通して総合の学習で環境に取り組んでくれた古瀬間小学校の4年生が発表会を開催するということで、eco-Tからはインプリさんと事務局スタッフが参加をしてきました。
まずは、一年間学んできたことを、グループにわかれて発表です。
温暖化の現状や対策を劇にしてニュースやリポートで伝えてくれました。
紙しばいでは、3Rについて楽しいクイズもまじえて発表。
エコ工作チームは、お菓子の空き箱で作るおみくじや、ペットボトルで作る水やりのシャワーを紹介。
エコカー開発チームは、自分たちが考えた環境にやさしい夢のクルマを研究発表。
「こんなクルマで旅をしてみませんか」との問いかけに、ワクワクしちゃいました♪
後半は、エコなお楽しみ会! 来校してくれた保護者さんやインプリさんをおもてなし!
子どもたちが工夫をこらした8つのブースを実施。 工作やごみ釣りゲーム、エコパズルなど楽しく、自分たちの学習してきたことを伝えてくれました。
くらしの環境学習推進校に取り組み、地球温暖化の授業やエコ交通の出前授業も行い、様々なまとめ授業も行ってきた集大成の発表でした。
eco-Tの出前授業などで伝えたかったことを、しっかりと受けとっていただき、自分たちの行動や発表に盛り込み発表してくれました。
ぜひ、一年間かけて取り組んできたことを、これからの学校生活やおうちでの行動にも生かしていってください!
土橋小学校のごみダイエット作戦会議に参加しました。
土橋小学校は、9月6日にエコット・渡刈クリーンセンターの見学があるので、夏休み明けにごみの授業を行いました。
先生から相談を受けて、事前授業として見学のめあてを見つける授業を9月5日に、見学後に疑問を解決したり資源のゆくえを学ぶ授業を9月16日に、そして地球を救うために、自分たちにできることを考える動機づけとして、4つのピンチの授業を9月20日に行いました。
9月23日には、地球のピンチを救うためにできることを考え発表しようということで、エコットのインタープリターが、こどもたちの「できること」で効果的なものについて、選考し発表しました。
1位は、食事の時に食べる量だけ頼む
2位は、メモをして買い物に行く
3位は、つめかえて使えるものは、つめかえて使う
でした。
他にもいいアイデアがあったので「グッドアイデア賞」として、
・アルミ缶のリサイクル
・レジ袋を断る
も、発表しました。
評価の視点は
①本当に実行できるかな
②本当に続けられるかな
③本当にごみダイエットにつながるかな
の3つの視点です。
今日の授業をもとに、もう一度見直して決意表明をするようです。
地球を救出するために、自分のできるダイエット作戦は作れそうですね。
このままごみが増え続けるとどうなるでしょうか?
土橋小学校で「4つのピンチ!」という出前授業を実施しました。
ピンチとは、私たちにとって都合の悪いことですよね。
どんなピンチが起きるのでしょうか?
1つ目のピンチ
埋立地がいっぱいになっちゃう。
豊田市ではグリーン・グリーンふじの丘で埋め立て処分をしています。
以前は勘八処分場に埋めていましたが、26年間で満杯になりました。
2つ目のピンチ
地球の資源がなくなっちゃう。
ペットボトルやトレーなど、プラスチックのごみは、石油から作られています。
石油をこのまま使い続けるとどうなるでしょうか。
ボールに色のついた水を、右から左に移し替える様子を見てもらい、資源は限りがある。
使い続けるとなくなっちゃうよ、ということを感じてもらいました。
3つ目のピンチ
豊田市では、ごみを処理するために一年間に65億円も使っています。
そして、4つめのピンチ!
地球温暖化です。
このままごみを出し続けると地球温暖化になってしまいます。
いま起きている現象を写真で紹介したり、2050年の天気予報の映像を見て、温暖化になると困ったことが起きてしまうことを伝えました。
土橋小学校では、「ごみダイエット作せん」を通じて、
この4つのピンチを救う方法を考えます。
7月27日(水)、豊田市の小学校・中学校の初任者研修で先生たちがeco-Tに
いらっしゃいました。
午前中は豊田市自然観察の森、午後がeco-T・渡刈クリーンセンターの見学です。
小学4年生に実施している公共施設見学の体験のほか、展示室の見学や体験を
行いました。
豊田市のごみのレクチャーでは熱心にメモとったり、展示室では展示学習プログラムや
学習グッズを体験しました。
最後のワークでは「eco-Tのプログラムをこんな風に授業に取り入れたい!」と題した
ワークを実施し、eco-Tのプログラムやグッズと授業のコラボレーションを考え、
たくさんのアイデアを出していただきました。
たくさんの先生に来ていただき、たくさんeco-Tのことを紹介しました。
是非、今後、見学や出前授業で環境学習のお手伝いができればと思います。
またお越しください。
5月24日(火)根川小学校に出前授業に出かけました。
5月10日(火)の公共施設見学に続き事後授業では、渡刈クリーンセンター見学で子どもたちからでてきた疑問について答えたり、グループワークでは分別ゲームや分別したごみの行方、リサイクルの流れなどについて学びました。
ごみを減らすための3R(リデュース・リユース・リサイクル)についても
学習しました。一番大切なのはリデュース(ごみを出さない・減らす)ことですよ~。
ごみの授業を通じてみんなが色々感じてくれて実際の行動につながるといいですね。
今年度、くらしの環境学習推進校は16校の実施を予定しています。
あなたの小学校にオレンジ色のベストを着た人が来たら、eco-Tのインタープリター
かも知れませんね!見かけたら、是非、声をかけてください。
まもなく始まる小学校の公共施設見学。 豊田市内の4年生のみんながごみの学習のためeco-Tに来てくれます。インプリさんもいよいよ始まる見学シーズンに向けてはりきっています!
今日は公共施設見学の前後に出前授業を行い、学習効果を高めることを目的に実施している「くらしの環境学習推進事業」に取り組んでいただく3つの小学校の先生が下見をかねての見学に来ていただきました。
いつも小学校をお迎えするように多目的室のあいさつからスタートです!
見学にきていただいた際に、eco-Tが伝えたいことや児童のみなさんに感じてほしいことなどなどを実際の見学コースを回りながら、お話させていただきました。
最後は紙しばい「おかえり」も。
じっくりと、すみずみまで見学していただいたことで、学校での学習に役立てていただいたり、より一層の環境への関心を引き出していただけるきっかけになったかなと思います。
eco-Tでは、学校への出前授業や施設見学の対応へのご相談は随時受け付けております。 子どもたちの興味や関心にこたえれるよう、先生方と一緒に学習を組み立てていけたらと思います。 ぜひ、お気軽にお問合せください。
2月5日(金)、土橋小学校4年生のみなさんが、eco-Tのエコ探しに
来てくれました!
eco-T館内、1階~4階をまわって、いろいろなエコを探します。
ルールの説明をして、エコ探しスタート!
生活班に分かれて探します。
eco-T内にはエコがいっぱい!
たくさんのエコが見つかりました。
エコを探した後は、探したエコをみんなで共有し、とっておきのエコを
発表したり、家庭の省エネをDVDを見ながら考えました。
今日のeco-Tのエコ探しはどうでしたか?
エコはeco-Tでも、学校でも、家庭でも、いろいろなところにあります。
エコなものでも、使い方次第でエコじゃなくなることもあります。
大切なのは使う人の気持ちです。
気持ちを大切に、学校や家庭で是非、エコに取り組んでくださいね!
12月2日、インタープリター研修として土橋小学校のエコガイドを
体験しました。
エコ改修された校舎を6年生児童のみなさんにエコガイドをしてもらいました。
「土橋の旅に出発します!」元気な声で出発です。
各場所ごとに子どもたちが配置し、エコな設備や工夫を案内します。
クラス全員が参加しているそうです。
みなさん、ハキハキとわかりやすく、一生懸命に伝える様子にインタープリターも
関心しきりでした。
いろいろな実験も見せてくれました。
教室で行った明るさの実験では、照度計を使って、どこの照明がついているか
クイズも行いました。
全問正解にはなりませんでしたが、照明がついていても一部消えていても
思ったほど明るさが変わらないことが実験で実感できました。
土橋小学校のみなさん、素敵なガイドをありがとうございました。
子どもたちからたくさんの刺激を受ける研修となりました。
今日の研修を今後の活動に活かしていきたいと思います。
今日は、中山小学校の「お店でエコ探し」に行ってきました!
4年生の子どもたちが学校周辺のお店を訪問して、お店の中にある”エコ”を
自分たちで探したり、お店の人に聞いたりしました。
元気に学校から歩いてきた子どもたち!
お店に入ってから、どんどん”エコ”を見つけていきます。
eco-Tのインタープリター4人が子どもたちのエコ探しを見守ったり
困っていたらアドバイスしたりしました。
「豊田市産のお米を見~つけた!」
地産地食(消)だね。
商品を照らしている電気がLEDだったり、エコマークの商品が売られていたり、
たくさんのエコが見つかりました。
最後に、お店の副店長さんに質問をしたり、感想を伝えたりしました。
「野菜売り場では、どんなエコをしていますか?」
「惣菜に使われている材料は産地はどこですか?」
たくさんの質問に丁寧に答えてもらいました。
「たくさんのエコがあったよ~」と感想を言うと、副店長さんもニコニコしていました!
身近なお店にもエコがいっぱいですね。
次に買い物に来た時も、エコを探してみよう!