エコット日記

eco-Tスタッフによるブログです。

ペットボトルで作るドクターイエロー

 今日は、7月15日に実施予定の講座「ペットボトルで作ろう~自分だけのドクターイエロー~」の試作を実施しました。インタープリターさんも参加していただきワイワイガヤガヤ楽しく実施しました。みなさん初めてのわりには上手に作っていました。車両も連結でき絶対楽しく遊べると思います。エコを学びながら参加してみてはいかがでしょうか
 講座は7月15日に末野原交流館で実施する予定です。細部につきましてはとよたしの広報やエコット通信でご連絡いたします。






インタープリター育成講座~渡刈クリーンセンター案内研修~

 今日はインタープリター育成講座を受講された13期インタープリターの第2回研修を実施しました。 今日の研修内容は、主に渡刈クリーンセンターの工場案内の研修です。
 インタープリターさんは各人事前にワークシートに基づいて自分なりのストーリーを描いて工場見学の案内説明の準備をされたいたようですが、実際にはイメージと異なるところが多々あるようです。説明がうまくなるには何回も練習して慣れることしかないかと思います。





平成最後のインタープリターバス研修!

今日は、インタープリターと豊田市環境部の職員とエコット事務局スタッフ合わせて36名で、2か所に行ってきました。

当初は雨の予報でしたが、素晴らしく気持ちいい天気でした(皆さんの日ごろの行いが良かったからですね!)。

まずは、岐阜県関市にある、「関ecoフィードセンター」へ。
ここは、事業で発生した食品残渣を集め、豚や鳥の飼料にする工場です。

工場の中に入った瞬間、まず感じたのはツンと鼻につくような臭いです。
でも決して工場の外では臭いがしなかったのが印象的です。
ちゃんと臭い対策をされているんだなと思いました。





この工場に運ばれる食品残渣は、全体の7割が食品の工場から、残りの3割がスーパーやコンビニなどの小売業からだそうです。
1日に冬場は20トン、夏場は28トン程度運ばれるそうです。
そのうち約2割が飼料となって民間企業へ売られていきます。

ベルトコンベアに、集められた食品残渣を載せている様子は圧巻!
多くは野菜くず、ごはん・麺類、肉・魚、惣菜が運ばれてきます。
ご飯や麺類は、くっついて固まりやすいため、ホースからの水を当てて分解させながらベルトコンベアで運んでいます。

お水は一日に約40m3使うそうです。PHを調整してから下水道へ流しているとおっしゃっていました。

集められたもののうち、スーパーやコンビニなどで出た串付きの食品残渣は、機械では取れないため、人の手で抜いて処理しているそうで、とても手間のかかる作業だなと思いました。





運ばれてから飼料になるまでの時間はおよそ3~4時間。
乾燥機、脱脂機、冷却樹などの工程を経て飼料となります。
2・3日に1回、飼料メーカーへ運ばれていくそうです。

乾燥機は100~150℃の水蒸気を食品残渣にあてて、乾燥させているとのこと。
熱源は、プロパンガスを使用していると伺いました。

脱脂機で発生した油は、民間企業のボイラの熱源(A重油の代替燃料)として売却されると伺いました。温暖化対策にも寄与しているんですね!

夏場の工場内は40℃を超えることもあるそうで、職場環境としては過酷だなと思いました。





ちなみに豊田市内のバローの食品残渣を受け入れているそうです。
ここでできた飼料は、知多市にある日本農産工業株式会社へ売られ、そこで豚用と鳥用の飼料を、他の飼料と混ぜながら製造しているとのこと。
1トン当たり5~10%がここで作られた飼料が混ぜられるそうです。

そもそも食品残渣は無いのが理想ですが、今の世の中、多くの食品がそのまま廃棄されています。
それをごみとしてではなく、豚や鳥のえさとしてリサイクルしている取組はとても重要な対策ですね。

食品残渣を出さないようにするにはどうしたらいいかも考えさせられる、良いきっかけとなりました。

そしてもう一つ。岐阜県各務ヶ原市にある「自然発見館」に行ってきました。
ここは、河川環境楽園の中にあって、国営木曽三川公園、岐阜県営公園、川島パーキングエリアなどからなる複合型公園の中にあります。

ここでは「プラスチックの海」という環境学習プログラムを体験しました。




最近話題になっているプラスチックごみについてなので、皆さんワクワクした気持ちで体験していました。

少しガイダンスを受けた後、さっそく外へ出て、体験しました。
まず、参加者36名のうち、33名がウミガメに、3名がウミガメを食べるシャチになります。
ウミガメは、クラゲを食べます。
今回は、クラゲとしてペットボトルのキャップを120個、えさのエリアにバラまきます。

準備が整ってゲームの開始です。
スタートラインからクラゲがあるエリアまで、歩いて取りにいきます。
ウミガメは3往復(クラゲを3つゲット)するまで続けます。
その間、もしシャチにタッチされたらおしまいです。
タッチされたウミガメは、自分が食べたえさ(つまりキャップ)を全てシャチに渡します。

最初は、ウミガメを食べるシャチは現れません。
ウミガメは安心してえさのエリアまで行ってクラゲ(キャップ)を1つゲットして、スタートラインへ戻ることができますが、2往復目からはシャチが現れます。
シャチにタッチされないようにエサを取りに行く時、とても盛り上がりました。





ゲームが終わった後、ふりかえりをしました。
まず、シャチに食べられずに生き残ったウミガメがどんなエサを食べたのか確認しました。
実は、3つゲットしたもののうち、キャップの裏が白いものはクラゲ、青色のものはプラスチックごみであると解説。
その結果、生き残った約20匹のウミガメのうち、3個中1個青いのを持っているウミガメが1匹、2個青いのを持っているウミガメが1匹、3個とも青いのを持っているウミガメが1匹いました。
実際、3つともプラスチックごみを食べたウミガメがいたら、それはどうなってしまうのでしょう?
もしかしたら餓死してしまうかもしれませんね。

そして、ウミガメを食べたシャチのおなかの中(つまりキャップの内容)も確認しました。
そしたらなんと3頭中2頭が青色のキャップ、つまりプラスチックごみを食べた結果となりました。
しかも、2頭のうち1頭が、4個中4個すべてがプラスチックごみを食べていた結果となったのです。

こうして、私たち人間が便利に使っているプラスチック製品が何等かの原因で海に流れ、それをウミガメやシャチにまで悪い影響を与えているんだということを、ゲームを通じて学習することができました。


休憩をはさんだ後、木曽川の河川敷に行って、どんなごみが実際にあるのか、拾っていきました。

皆さん、1つずつで良いよとスタッフから言われていたのですが、そんなことは気にせず、たくさんのごみを拾ってきました。さすがです!





部屋に戻ってどんなごみがあったかを共有しました。
そしたら、こんなものが。
「肥料をいれるビニル袋」「プラスチックのアイスの棒」「農業用のバンド」「農業用の黒ビニルシート」「ビニルひも」「布ひも」「木片」「ビニル製おもちゃのバット」「飴のプラスチック製包装」「発泡スチロール」「ペットボトル」「アルミ缶」「レジ袋」「弁当のトレイ」「布製帽子」「土嚢の袋」「竹」「ポケットティッシュの袋」など。

数年前に、この河川敷でどんなごみが漂着しているかを調べた結果を「木曽川のごみ ワースト9」と題して展示していました。
プラスチックのケースや、釣り針のついた糸などもありました。




最後に、これまで撮ってきた写真をスライドで見せていただきました。
浮きが流れている様子だったり、今にもごみに囲まれている鳥の様子だったり、鳥の足につり糸が絡まっていて片方の足がなかったりといった写真。



本当に色んな所で多くの悪い影響が出ているんだなと思い知らされました。
これまでを振りかえりながら、どうすれば漂着ごみを減らせるのかをワークシートに書いてもらって終了。

一日、大変良い研修となりました。
また来年度、実のある研修を企画したいなと考えています!

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
そしてご丁寧に案内してくださった皆さまにも感謝申し上げます!


エコキッズスペース~あそぶ・つくる・食べる楽しく学ぶ親子deエコ防災~

本日のエコキッズスペースは、末野原地域会議とのコラボ企画。
環境×防災の視点で開催しました。
防災には関心はあるが、なかなか手をつけられてないのよね~て方も多いですよね。
末野原地域会議ではこんな立派な冊子も作成しています。



今日は、たくさんの小さなお子さん連れということもあり、最初に身近なものを使って親子遊びを楽しみました。


こちらはテープの芯を使ってタオル人形

手袋
人形!懐かしい!


てぶくろ人形はお母さんたちも子どもの頃作ったことあるようで「なつかしい!」「やった!やった!」などの声も聞こえてきました。
テープの芯はカバンの中にちょっと忍ばせておけば簡単に指人形に変身。



避難グッズに必ず入っている軍手は、こんな風にかわいい遊び道具になりますよw
緊急時には、子どもさんが機嫌よく過ごすことも大事なことです。




上郷支所の武田さんに、ポリ袋を使ってのご飯を炊く方法とツナ缶を使用してのランプの作り方をを教えて頂きました。
これには、お母さんたちも興味深々です。



わ~い!見事火が着きました~♪
簡単に作れる避難グッズをいろいろ学びましたよ。
本で見るより、実践してみることが一番。


懐中電灯
もレジ袋をかぶせるとランプに。

おいしくご飯が炊けるかな?


途中、お子さんが飽きないようにインタープリターさんが雑紙で作った魚釣りを用意してくれました!お子さんも大喜び。その間にお母さんたちは、キッチンペーパーで紙マスクを作成しましたよ。


魚釣り大人気!


完成です!


クイズ形式で防災について学んだあとは、
お楽しみにの試食タイム!!



こめったくんの乾パン、クラッカー、えいようかん
思いのほかお子さんには『ようかん』が人気でした。
日頃から備蓄品を食べ慣れているということも大事な防災対策なんですよ。



ごはんも美味しく炊き上がりました!
「こんなに簡単にできるんですね!」「おいしいね~」との声も多くありました。

今日の講座は、盛りだくさんの内容でしたが、参加者からも
「すごく興味があったローリングストックについて聞けてよかった」
「小さな子どもの命を守るためにも、すぐ出来ることから実践したいと思う」
など、とてもよいご意見を頂きました。

参加頂いたみなさま、地域会議のみなさま、上郷支所のみなさまありがとうございました。


ソーラーカー試作(車体編)

 本日、今年7月14日(日)実施する講座「エコ工作~究極のソーラーカーをつくろう」の車体の試作を実施しました。
 今回は牛乳パックで車体部を試作し、特に車体部の作製にはモータの入口部分以外は皆さん自由に作っていただきました。皆さん試行錯誤しながらオリジナルの車体を作って楽しく作製していました。作製にはちょっとしたこつが必要ですが、作って走った時の達成感は子供のみならず大人も大満足するかも



豊田市社会福祉協議会藤岡支所ボランティア連絡会様の来館

本日は、豊田市社会福祉協議会藤岡支所ボランティア連絡会様が見学に来られました。
日頃は、エコットのインタープリターさんと同様に地域、学校等での環境活動をされておられると聞きました。渡刈クリーンセンターへの来館は初めての方ばかりで実際にごみの灰がスラグになったものやプラットホームにパッカー車が入って来てごみを捨てる場面など、とても興味津々で見ていただいていました。現在、溶融炉のほうは整備中で止まっており、溶融している場面を確認していただく事はできませんでしたので、次回来館する機会がありましたら楽しみにしていただければと思います。




エコットクッキング~ドリア&野菜スープ~

今日は、エコットクッキングでドリア&野菜スープを作りました。



今回のドリアは、ホワイトソースも手作りです!!
手作りは難しいからちょっと・・・
と言われる参加者の方も多かったのですが、作り方を真剣に聞いて少しずつ慣れていくと
とってもなめらかなホワイトソースができました。



美味しくできたホワイトソースを、みんなでちょっと味見。
スープはたっぷりの野菜とドリアの飾りに使うブロッコリーの茎も一緒に入れました。



どのグループも楽しくでき、美味しく頂きました。



エコットクッキングでは、調理だけでなくプチエコ話やエコな片付け方法もお教えします。
今日のエコ話では、牛乳パックのリサイクル方法を。
エコな片付けは、こびりついたお皿を洗う方法などを教えてもらいました。



参加された方からは「とても楽しかった」「家でも作ってみたい」と感想も頂きました。
今回もたくさんの方に参加して頂きました。
参加されたみなさま、スタッフのみなさまありがとうございました。


エコゲーム

昨日、インタープリターさんが集まってエコゲームを実施しました。
エコゲームとは名前のとおり、エコなゲームです。
今の子供はスマホやゲーム機で一人で遊ぶことが多いようですが(子供だけではないようですか?)、エコゲームは電気などを使わないみんなで遊べる昔ながらのシンプルな遊びです。
 昔の遊びといえば、かるた、トランプ、コマ回しなど、いたって単純なゲームでみんなで集まってワイワイがやがや一喜一憂していたものと思います。ゲーム自体も大事ですが、みんなで集まって遊ぶということが相互のコミュニケーションにつながり、たとえゲームで負けたとしても「今度は勝つぞー」などどドライな感覚だったと思います。そのため今のようないじめはなかったのではと思います。いまでもシンプルな新しい遊びが考案されていますが、単純な遊びほど奥が深いものでハマると面白いですね!
 来年度はエコットフェスティバルやゲームの講座で紹介できればと考えておりますので、その際はぜひ参加してください。



名古屋市南区保健環境委員会さんの研修対応

本日、名古屋市南区道徳学区保健環境委員会さんの見学に対応しました。
15名の方が来館され、熱心に研修を受けられ、クリーンセンターの工場も見学していただきました。いろいろごみの処分について詳しく質問され、豊田市の現状を認識していただけたものと思います。
残念ながら、定期点検により炉が止まっており、ごみを燃やして溶融している画像を見て頂くことができませんでした。また、それにより発電も0kWhでまったく発電しておらず、残念でしたが、逆にそういう場面に遭遇することとも珍しく、貴重な経験としてポジティブにとらえて頂きました。
来館のために使用されたマイクロバスの側面には「守ろう地球!減らそうごみを!」という文字が印象に残りました。




4月の講座のお知らせ

3月に入り、徐々に春らしくなってきましたね。
4月の講座の申し込みが始まっていますので
ご紹介します。



もった博士のかがく倶楽部
~おもりのはたらき~
4月7日(日)10:00~12:00



エコ・キッズスペース
~ごみのゆくえを見に行こう~
4月18日(木)10:00~12:00



ダンボールコンポスト・ステップアップ講座
~堆肥を活用しよう~
4月21日(日)10:00~11:30

31年度のエコットも、エコで楽しい講座がいっぱいです。
どの講座もまだ空きがございます。
皆さまのお申し込みを、お待ちしております。


公式サイト

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