生物多様性ガイドブック完成記念学習会を開催しました
先日お伝えした生物多様性についてのガイドブックの完成記念学習会が eco-Tにて開催されました。 (ガイドブックの紹介はこちら)
講師は名古屋大学大学院環境学研究科 准教授の高野雅夫先生です
ガイドブックでも紹介されている「豊田市の里山と生物多様性」についてお話していただきました。
人間による開発で自然の多様性が脅かされていると同時に、過疎などの人間活動の縮小による多様性の危機が豊田市の里山では見られるとのこと。
人工林は間伐などの手入れが行き届かず、水田は耕作放棄され生物の姿が消えてしましました。
豊田市では森林再生のために「100年の森構想」をかかげ間伐にも取り組んでいます。
また空き家バンクなどを利用して農山村に移住する若者も増え始めているようです。新しい過疎化の対策ですね。
後半はグループにわかれての意見交換の時間。
今日の学習会で「人に伝えたいとおもったこと、広げたいと思ったこと」をテーマに意見を出し合い、それぞれのグループごとに発表しました。
「昭和30年代のくらしを見つめなおそう」「子どもたちが自然を体験できる機会を増やそう」などなど、次の世代を意識した発言も多かったようでした。
高野先生が仰った「人間も生態系の中で生きている実感を持つことが大切。人間も自然に生かされているのだ」というお言葉が印象的でした。
豊かな自然に恵まれた豊田市でこれからも多様な生物とともに生きていきたいですね!